アクションカメラMUSON Ultra 1レビュー。ケースなしで10m防水対応、6軸EIS手ブレ補正
ケースを付けずに防水対応
MUSON Ultra 1は4K@60fps撮影もできるアクションカメラです。
以前のモデルでは防水ケースを装着することで水中撮影も可能だったのですが、MUSON Ultra 1では本体自体が防水となったことで、ケースを付けなくても良くなりました。
MUSON MAX1と違い、上側に透明プラケースがついた少し豪華なパッケージになっています。
台座から取り外しにくいので普通にしてほしかったです…。
付属品はMAX1と同様かなり大量に入っており、取り付け用アタッチメントから収納ポーチ、リモコン、充電器に替えバッテリーと至れり尽くせりです。
アクセサリー類はGoProと互換性があるそうです。
本体は10m防水に
前モデルMUSON MAX1では専用の防水ケースを装着しないと、水濡れしてしまう場面では使用できませんでした。
水濡れを防げる代わりにゴツくなる、熱がこもる、マイクでほぼ音を拾えない、とデメリットが大きかったのですが、MUSON Ultra 1は本体自体が10m防水なので、ケースを付けなくてもそれなりに耐えられるようになっています。
ケースなしだと96gと軽くて見た目もスマートですし、MAX1よりも音が入りやすくなっています。
microUSBポートやHDMIポートは濡れないよう、フタを開けると出てくるようになっています。
前モデルMUSON MAX1には外部マイク端子があったのですが、Ultra 1では防水性を高めるためか廃止されてしまいました。
マイクを口元に近づけておきたい人などにはマイナスかもしれません。
下部にはバッテリーとmicroSDカードスロットがあります。
バッテリーが2個付属しているおかげで、外出中に電池が切れてもすぐ2個目に交換して撮影し続けることもできます。
カメラレンズは球面ではなく平面となっています。
右側面には上下の洗濯ボタンがあります。
4K@60fps撮影まで可能
MUSON Ultra 1は4K@60fps、4K@30fps、2.7K@60fps、1080p@60fpsなどでビデオ撮影できます。
ただ、あくまでもサイズが4Kだというだけで画質面では別に1080pと比べてよくなるわけではありません。
ディテールが良くなっているわけではない割に4分で1.7GB (ファイル形式: MOV) と容量はしっかり食うので、4K解像度にこだわりがなければ1080pで撮影したほうが良いと思います。
MUSON Ultra 1を電動自転車に取り付けて4K動画を撮影してみたところ、MAX 1に比べると音がこもったような感じが少なくなりました。
広角レンズなので少し歪んだ表示になりますが、色合いはあまり強調しすぎない程度になっており、自然な感じです。
左上のタイムスタンプは設定で日付だけにしたり、オフにしたりできます。
ドライブレコーダー的な使い方をする際には日付と時刻を表示させておくと便利ですね。
画面の上下回転をさせることもできます。
付属のリモコンを使えば、本体のボタンを押さなくても録画開始・停止することもできます。
MUSON Ultra 1は本体がつや消しで防水ケース要らずなので、見た目がダサくてゴツいアクションカメラが嫌だ、という方におすすめです。
1万円台のアクションカメラとしては十分な画質と機能で、GoPro互換の豊富なアクセサリーも付属しているのでコスパがいいと思います。